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 全国の風力発電を 
 メンテナンスで支える 

K.T

WPS部

2016年8月入社。WPSウインドパワーソリューションズ部で現場責任者として監理業務に携わり、全国にある風車のメンテナンス業務を中心に日々活躍を続けています。

K.T 作業風景

アチハのことは、以前から
ご存じだったのですか

 はい。私は地元が南港なので、子どものときから「屋根の上に大きな恐竜がいる会社」「毎年鯉のぼりを飾っている会社」という印象を持っていました。電車に乗っていると窓から恐竜が見えるのですが、かなりインパクトがありましたからね。ただ、どんな事業をしている会社なのかはまったく知りませんでした。

事業内容を知ったきっかけを教えてください

 社会人になった私は、北海道で風車のメンテナンスを行う仕事をしていました。そこで先輩から「うちではアチハのクレーンを使っている」と教わったんです。そのときにはじめて、アチハがクレーンを扱う会社だと知りました。

K.T 作業風景
K.T 作業風景

アチハに転職した経緯をお聞かせください

 風車のメンテナンス会社を辞めてからも、「何か風車にかかわる仕事がしたい」と思っていました。そんなとき、たまたまアチハのホームページを見て、「この会社は今後風力発電にも取り組んでいくのでは?」という印象を受けたんです。そこで興味を持って、面接を受けました。子どもの頃から知っている地元の企業にこんなかたちで入ることになり、不思議な縁を感じました。採用面接の場でも、社長と「これは運命だ!」と話したことをよく覚えています。

入社後はどのような業務を担当したのですか

 当初は、輸送部に配属され、トラックで風車の部材を運んでいました。少しでも風車にかかわる仕事ができて嬉しく思っていたところ、入社から半年ほどでウインドパワーソリュ―ションズ部が発足することになり、新規部署の立ち上げメンバーとして異動が決まりました。

WPS部に配属後、思い出に残っている仕事はありますか

 2018年秋に担当した石川県での工事は印象に残っています。風車の主軸を交換する工事です。せまい現場だったので何度も下見に足を運び、計測を繰り返して、ローターの着地位置を確認しました。山留材を組んで鉄板を敷き、準備は万全のはずでした。

 ところが作業当日、3枚の羽根がついた状態のローターをクレーンで下ろしましたが、想定した位置と若干違う位置に下りてきてしまったんです。「このまま着地させたら、周辺の樹木にぶつかってしまう!」と、現場は騒然となりました。あのときは焦りましたね。でも、どうにかしないといけないので、道具を使って引っ張ってみたり、ジャッキで持ち上げて隙間を作り、そこに棒を入れて転がしてみたり、いろいろと試行錯誤しました。雨も降っているし、地面もぬかるんでいるし、大変でしたがとにかく必死で作業しました。しかし、どうしても樹木にぶつかってしまうんです。

 四方八方手を尽くして途方に暮れたとき、現場スタッフの誰かが口にした「木を伐ればなんとかなるんじゃないか」という一言が突破口になりました。最終的にはお客様の了承を得てチェーンソーで樹木を切り倒して、なんとか無事に工事を終えることができたのです。伐採中にも、チェーンソーのチェーンが外れるというアクシデントがありましたが、現場スタッフ全員で一致団結して、問題を解決する事ができました。現場のスタッフの皆さんには心から感謝しています。

今後の目標

 全国の風力発電所を制覇することです! 日本全国、すべての風力発電所にかかわってみたいです。目標達成までまだ道半ばなので、これからも地道にがんばっていきたいと思います。